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エンジンの仕組み

エンジンの仕組み

ロータリーエンジンはその名前が示す通り「回転するエンジン」です。

正確にはおむすびの様な形をした三角形のローターと呼ばれる回転体が、蚕の繭の様な形をしたケース(ローターハウジング)の中で回転します。

この回転の形状はトロコイド曲線と呼ばれる複雑な理論に基づいて三角形の三つの頂点が常にローターハウジングの壁面に密着する様に回転し、ローターが1回転する間に全ての内燃機関に必要な「吸気」、「圧縮」、「爆発」、「排気」の4工程が行なわれます。

ロータリーエンジンは三角形をしたローターの各辺(三角形なので三辺ある)がそれぞれローターハウジングの中で回転しながら燃焼室を形成しますので、上記の「吸気」、「圧縮」、「爆発」、「排気」の4工程はローターが1回転する間に3回行なわれます。

つまり吸気している作動室の隣の作動室では爆発工程が行なわれ、その隣の作動室では排気をしているという様な具合で、三角形の三辺で作られる三つの作動室は常に連続して作動する様になっています。

その為ロータリーエンジンは、レシプロエンジンよりも効率良くエンジン出力を上げることが出来ます。

ちなみにシリンダー内をピストンが往復する普通のレシプロエンジンの場合、爆発はピストンが2往復する間に1回しか起きません。

ロータリーエンジンのローターの回転はエキセントリックシャフトと呼ばれる「偏芯軸(中心軸がずれた軸)」に伝えられ、それが車輪の回転力になります。

回転比は1:3になっていてローターが1回転すると、エキセントリックシャフトは3回転します。

ロータリーエンジンは1958年西ドイツ(当時)のフェリックス・ヴァンケル博士が開発した内燃機関ですので、世界的には「ヴァンケルエンジン」と呼ばれています。

ロータリーエンジンという名前は日本の自動車メーカーの東洋工業(現マツダ)が自社のエンジンに付けた名前で、通常英語でrotary engine(ロータリーエンジン)というのは航空機エンジンのことを言います。

ロータリーエンジンSPIRITSは、ロータリーエンジンを楽しみましょう!

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