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コスモ

コスモ

マツダが世界で最初に市販車として発売したコスモスポーツは、1967年から1972年まで生産されました。

このコスモスポーツはその名前の通り2シーターのスポーツカーでしたが、この「コスモ」の名を冠した車はその後もコスモシリーズとして生産されました。

例えば2代目の「コスモAP」、3代目のターボを搭載した「コスモ」、そして4代目の「ユーノスコスモ」などです。

中でも4代目のユーノスコスモはロータリーエンジンを搭載した本格的な高級パーソナルクーペとして1990年に登場し、それまでのロータリー車の持つスポーツカーイメージを変える車でした。

ユーノスコスモは車種としてはスカイラインGTなどと同じジャンルに属する車で、エンジンは2ローターと3ローターの2種があり、仕様は豪華仕様のEタイプとスポーツタイプを合わせてそれぞれ4グレードになっていました。

当時のマツダの車の中では一番の高級車として発売されましたが、開発されたのがいわゆるバブル景気(1980年代後半~1990年代初頭)の真っ最中で、発売された時にはバブル景気はもう終焉に向かっていたという運の無い車でした。

ただバブル景気時代の車の特徴としてその室内デザインは非常に豪華、且つ、洗練されています。

例えば豪華仕様のEタイプではシート、その他には全てオーストラリア産の高級本革が使われ、更に当時としては珍しかったGPSを利用したカーナビまで取り付けられていました。

もちろんそれだけに価格も高く、当時Eタイプの場合は500万円以上していました。

ユーノスコスモはこの様にロータリーエンジンを搭載した高級車でしたが、ただその本質はセダンではなくパーソナルクーペだったので後部シートと前部シートとの間隔は非常に狭く、基本的には大人2人+αの車でした。

つまり500万円以上の豪華な車に2人乗りというなんともバブリーな車ですね。

残念なことにこのユーノスコスモも含めて、2代目以降のコスモシリーズは話題になった割には売行きがイマイチでした。

その最大の理由はやはりロータリーエンジンの最大の弱点である、燃費の悪さが敬遠されたからだと思われます。

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