バンビーン・OCR1000

ロータリーエンジンは四輪車だけではなく少数ですがバイクにも搭載されていました。
そのひとつが1972年から1980年まで生産されていた、オランダのバンビーン・OCR1000です。
搭載エンジンは水冷式2ローター10A、100ps(馬力)のロータリーエンジンで、これはマツダのファミリア・ロータリー・クーペに搭載されているエンジンと同じレベルのものです。
ちなみにバンビーン社は日本のマツダともロータリーエンジンで提携していた様です。
ただバンビーン・OCR1000のエンジンはマツダの10Aではなく、フランスのシトロエン社とドイツのNSU社の合弁会社、コモートル社が開発したヴアンケル式ツインローター・ロータリーエンジンをバイク用に改造したものです。
このバイクはアメリカのロックバンド、ブロンディのアルバムジャケットになったことで有名ですが、日本では当時人気があった「熱風の虎」というコミックにもこのバイクが登場します。
その他にもバイクを扱ったコミックにこのバンビーン・OCR1000が登場していた様に思いますが、定かではありません。
ただこのバイクは生産期間が8年もあるにも関わらず、その間にたったの37台しか生産されていません。
この生産台数はほとんど職人の手作りの様な生産台数ですね。
ですから実車を見るのはほとんど不可能で、正に「幻のバイク」と呼ぶのにふさわしい伝説のバイクです。
幻のバイクにふさわしく情報量も非常に少ないバイクですが、これは37台という生産台数から見ても実車を見た人がほとんどいないのですから仕方が無いのかも知れません。
バンビーン・OCR1000は日本に輸入されたのはたったの1台で、噂によればその1台のバイクは大阪の某喫茶店に展示してあるとの事です。
ですからもし興味のある方はインターネットで調べてから、足を運んで見れば良いと思います。
ただ写真はインターネットのフリー百科事典Wikipediaなどにも掲載されています。
その写真で見ると車輪が細くてスマートですが少し華奢な感じがするバイクですね。
ロータリーエンジンSPIRITSは、ロータリーエンジンを楽しみましょう!
ピックアップ!:スズキRE-5
スズキRE-5は1973年に日本のスズキ(当時は鈴木自動車工業)が開発した、ロータリーエンジンで走る・・・
